Nipogi n97マシンへのWindows11クリーンインストール

概要:Nipogi n97マシンへのWindows11クリーンインストール

Nipogi n97マシン、特に問題はないのだが、やはり自力でクリーンインストールをして使用したい。
ここまでは開発環境を整えたぐらいなので、今のうちに再度試みる。

準備

前回のクリーンインストールではドライバで苦労したので、今回は動作中のマシンからドライバ一をバックアップしておきます。

特に製品プロダクトは使用せず、組み込みのpnputilでエクスポートしました。
USBメディアに保存など。

pnputil /export-driver * "D:\保存フォルダ名"

公式からWindows11のインストールメディアをUSBフラッシュメディアに作成します。
少なくとも8GBほどの空き容量のある空のメディアが必要です。
Windows 11 2023 Update バージョン 23H2 で、5GBほどでした。

設定の回復から

設定、回復から進めます。
詳細は省きますが、USBメディアからの起動を選び、BIOS画面から進めます。

セットアップを進めていきますと、ネットワーク接続が必要になりますが、私の環境では有線接続が難しく、以下の方法で回避し、制限された環境での設定にします。
有線接続が可能な場合は必要ないことです。

セットアップの見慣れた画面が表示されましたら、Shift + F10キーを押します。
そうしますと、コマンドプロンプトが開きますので、以下のコマンドを実行します。

oobe\BypassNRO.cmd

この後、再起動されて進めていきますと、ネットワーク接続を求められる画面で、

I don't have internet を選び、

Continue with limited setup

を選びます。
これで一旦、ネットワーク接続を回避してセットアップが進められるようになります。

やはりWi-Fiドライバがない状態

セットアップ後、Windowsが立ち上がりますが、以前と同じようにネットワーク、無線が使用できません。
先にバックアップしていたドライバからインストールをします。

動作していた時のインストールされていたドライバーを学習がてら調べてみましたが、普通に必要なドライバばかりでした。
主にIntel関連です。

次に、表示言語に日本語を追加します。
Nipogiマシン、最初は言語が英語でのインストールとなるようですので。

Homeがインストール

クリーンインストールするとHomeでした。
その後、設定、システム、ライセンス認証から、Proにアップグレードできました。
これは一度Proにしていたので可能だったのかもしれません。
このあたり詳しく理解できていませんが、Proって無料?

これで、公式のインストールデータから入れ直したシステムになりましたので安心感は増しました。

アカウントで同期しておけばシステムを一新しても、同じアカウントで再ログインすれば、同期していたフォルダやブラウザのブックマークなどは元通りになるので便利です。

お礼など

これで年内に開発環境が整備できました。
今年買ってよかったものというブログのお題がありましたが、私はこのNipogiマシンかもしれません。
予想外に活躍しそうな予感がします!
最後になりましたが、このブログにご訪問くださったすべての方、ありがとうございました。